久々にウイニングポストでもやろうかな

今回はただの個人のブログであります。

競馬ゲームの話ですけど、一般的にはダービースタリオン今はウマ娘が有名ですが老舗中の老舗で未だに毎年新作を出しているゲームがあります。

その名もウイニングポスト。コーエイテクモが古くからずっと出し続けている作品です。売れなくてもマイナーチェンジしかしていなくても劣化していても従業員がデータを持ち出して他の会社に売り込んで糞みたいな会社が糞みたいなオンラインゲームを出したりしていますが、それでもウイニングポストは改良を続けて根強いファンを抱えています。

私もスーパーファミコン時代にウイニングポスト2をプレイしてから、最新作の9以外は最低でもエンディングを見る程度にはプレイしています。

それぞれを一行で解説すると

初代ウイニングポストは凱旋門賞を制覇するとクリアでエンディング。メジロのおばあちゃんがくそ強かった。(1993年発売)

ウイニングポスト2は架空期間を30年プレイし終わるとエンディング。どんだけデータに愛情があっても30年経過で強制引退となる。血統よりも素質のある幼駒を手に入れるゲーム。ウイニングポストシリーズで一番売れたはず。(1995年発売)

ウイニングポスト3は好きな種牡馬を選んで系統を確立するゲーム。その割には配合理論がきつくてライバル血統を駆逐する必要があった。トウカイテイオーやミホノブルボンなど人気馬の血統を拡げるコンセプト。なお現実は厳しかった。(1997年発売)

ウイニングポスト4はそれまではイベントでしか行けなかった海外遠征を放題。さらに海外の幼駒を入手できるようになるなど海外重視であった。この頃に日本では外国産馬が多かったし海外(のよくわからない)重賞を勝てるようになっていた。(1998年発売)

ウイニングポスト5は基本的に4のバランス調整をしたような作品だが、自分のプレイスタイルにより馬主データを構築し、それを他のプレイヤーに渡して相手の箱庭でライバル馬主として登場するという新機能が追加された。自分で作った名馬も相手のデータで協力なライバルとして出てくるので流行らなかったれど試みは面白かった。(2000年発売)

ウイニングポスト6はこれまで海外から繁殖馬なり競走馬を輸入するだけだったのが海外(欧州やアメリカ)にも牧場を持てるようになり、現地で生産してクラシックレースを走らせたり日本に外国馬として遠征できるようになった。この作品で基本的にやりたいことは全部やりきった感じになる。(2002年発売)

ウイニングポスト7はウイニングポスト史上で最も作品の多いロングランシリーズとなった。2以来にバカ売れした作品だといえる。それまでは架空期間しかプレイできなかったが、今作からはシンボリルドルフが3冠を制覇した1984からスタートし、実在の競争馬を所有したりライバルとして対戦するなど懐古厨に感涙の作品となった。ゲームの中身は6とそれほど変わらない。(2004年発売)

ここまでコンスタントに新作が発表されきたウイニングポストシリーズだが、7の完成度が高くやりたいこともほぼ詰め込んでいたため、2013年までウイニングポスト7の焼き増しをリリースし続ける事となる。

派生作品としてはウイニングポストワールドが発売されており、簡単に言うと2年の間にミッションをクリアしていき能力を上げていくパワプロのサクセスのようなものだ。今ならウマ娘の育成をイメージすればいい。何のためにこの作品があるかというと、ここで作成されたデータはウイニングポストシリーズでオリジナルキャラとして登場させることができるのだ。その為に作られた挑戦的な作品と思えばいい。

もっと重要な派生作品としてはG1ジョッキーやチャンピオンジョッキーがある。これは騎手として史実の名馬に乗っていつかはトップジョッキーという作品で福永祐一さんとかがプロモーションしたこともあるそこそこ売れたゲームである。こちらもプレイヤーのデータを蓄積してウイニングポストシリーズでオリジナル騎手として登場することもできた。

そんなこんなで本家ウイニングポストシリーズはしばらくはネタ切れ感もあったが、2014年に久しぶりに完全新作としてウイニングポスト8が発売される。7からの主な追加要素は人間も結婚や出産を繰り返して一族を競馬界で活躍させるような要素が追加された。つまり上記のワールドやチャンピオンジョッキー的な要素がここで入ってくるわけである。言い方を変えれば、基本的な部分は7と変わらない印象であった。それほどまでに7の完成度が高かったという事になるが。

著者はウイニングポストワールド以外の作品は全て触っている。だがしかしそれ以外にも触れていない作品があるのである。それがウイニングポスト9だ。2019年に発売されたこちらでは結婚ができなくなってしまった。その代わりに競争馬同士の関係性が重視されるようになりライバル関係や片思い関係など新たな要素が追加されている。

ここまで書いてきて一番重要な事を書いていなかったのだが、コーエイテクモの中でも古くからの光栄シリーズでは初版は完成度が低く、同じナンバリング作品のバージョンアップ版であるパワーアップキットやウイニングポストであれば年代付き作品で完成度を上げてくるのだ。これは古くからの光栄ファンにとっては常識的な話である。ファンは初期バージョンを有料でデバッグして意見を出して、後に完成品を購入して長く遊ぶのが定番なのだ。

そして2019年に発売されたウイニングポスト9は2020、2021と改良を重ねてきて4月14日にウイニングポスト9 2022バージョンが発売を予定されている。今回は1976年スタートも選択できるのだ。誰もが待ち望んだTTG時代である。古くからTTGネタを取り扱ってきたウイニングポストだが、今回は真打となる予感がするのだ。個人的にも発売は楽しみにしている。ちょうどウマ娘も飽きてきた頃合いだしね。

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